小学生の家庭学習におすすめなプリンターを知りたい。中学受験に向けてどんなプリンターがいいの?
プリンターはそうそう買い替えるものではないからこそ、できれば失敗したくないですよね。
我が家は過去にプリンターで失敗をしまして、それらの失敗を踏まえ今回は慎重にプリンターを選びました。
中学受験の視点でプリンター選びをしましたので、何かひとつでも参考にしていただければうれしいです。
それでは、過去の失敗談からお話ししたいと思います。
過去にプリンターで失敗した話
過去に何も考えずプリンターを買ってしまったため、いくつかの困りごとを抱えていました。
結局このプリンターは1年ほどで故障してしまい、それからしばらくはプリンターなしの生活をしていました。
プリンターで失敗した3つのこと
- 印刷に時間がかかってイライラ
- インクがすぐ減る
- プリンターを置く場所がない
それではひとつずつ見ていきましょう。
印刷に時間がかかってイライラ
職場のプリンターで快適な印刷に慣れていたのもあり、印刷に時間がかかるってこんなにイライラするものなんだということを感じていました。
印刷に時間がかかると、印刷をするのが面倒になり、せっかく買ったプリンターを使わなくなるといった悪循環になってしまいます。
インクがすぐ減る
以前のプリンターは電源をONにする度にインクが減り、ランニングコストが高いことが悩みでした。
しかも我が家ではほぼモノクロコピーしか使っていなかったのですが、カラーインクの減りがとてもはやくて…、インクカートリッジを交換する頻度も多かったです。
印刷しなくてもプリンターを起動しただけで、インクがみるみる減っていくことに不満がありました。多少はしょうがないと思うのですが、減り方が激しかったです。
プリンターを置く場所がない
プリンターをよく使うリビングに置きたかったのですが、サイズが大きく置く場所に困りました。仕方なく使うたびに収納から出して使っていました。
これらの失敗を踏まえ、中学受験に向けてプリンターに求める条件を整理することにしました。
中学受験でプリンターに求めるものは?
過去の失敗を踏まえ、中学受験に向けて家庭用のプリンターに求めるものを3つ挙げました。
中学受験でプリンターに求めるもの
- 印刷が速い
- ランニングコストが安い
- できればA3に対応している
それではひとつずつ見ていきましょう。
印刷が速い
「印刷したいときに、サッと印刷できる」ことは本当に重要です。
ストレスなくサッと印刷できると、プリンターを使うハードルが一気に下がります。
ランニングコストが安い
ランニングコストが高いと印刷することがもったいなく感じてしまいます。
「これって本当に印刷したほうがいいかな?」「手書きでもよくない?」など考えてしまう性格だからこそ、本体が少し高くてもランニングコストの安さをプリンター選びの条件にしました。
できればA3に対応している
我が家の場合は塾なし中学受験(算数のみ個別指導塾)なので、小学4年の現時点ではA4サイズが印刷できれば困ることがありません。でも今後過去問を印刷するときはA3サイズに対応していいるプリンターのほうがいいとは思っています。
では実際に我が家で検討したプリンターをご紹介します。
我が家が検討したプリンター
中学受験に向けて実際に我が家で検討したプリンターです。
3つのプリンターを比較してみました。
本体価格はどれも4万円前後で同じなのですが、ランニングコストや印刷スピードなどそれぞれ特徴が異なります。
ざっくりと3つのプリンターのオススメなところと残念なところをまとめます。
どんなときにどんな使い方をするかによって、おすすめのプリンターは変わってきます。
ブラザーのMFC-J6983CDWは、A3サイズの印刷をしたい場合、複数枚の印刷を効率良くしたい場合にオススメです。
キャノンのG6030は、ランニングコストの安さが魅力です!
そしてキャノンのXK100はコンパクトなサイズで、印刷スピードがやや速いという特徴があります。
検討する際に知っていると便利な用語をチェックしておきましょう!
Q1 ADF機能とは?
A1 ADFとは、Auto Document Feederの略で自動原稿送り装置のことです。複数枚の原稿を連続で読み取ることができるので、印刷物が多いときに便利な機能です。
Q2 印刷スピードはどこを見ればいいの?
A2 ppm(paper per minute)は、1分間で何枚出力できるかを表しています。
何を優先するかは各ご家庭で異なると思いますので、ぜひ検討してみてください。
プリンターの品不足が続いているようです。我が家の場合は納品まで1ヶ月半かかりました。
そのため、早めの購入がおすすめです。
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続いて、実際に我が家が購入したプリンター「キャノンのXK100」の口コミをしたいと思います。
【口コミ】コスパとサイズを優先してCanonのXK100を購入
我が家は、コンパクトなサイズを最優先し、キャノンのXK100を購入しました。
A3サイズが印刷できないことは現在(娘が小学4年)では困っていないのですが、中学受験勉強が本格化する頃には過去問の印刷などでA3のほうが便利だと思う時期が来るかもしれません。
どうしてもA3が必要になったら、短期間だけプリンターをレンタルすることも考えています。
Canon XK100に決めた理由
我が家がXK100に決めた理由は3つあります。
- コンパクトなサイズ
- ランニングコストと本体価格のバランスがよかった
- 印刷速度が速い
プリンターはよく使う場所に置くことで活用することができるということを失敗から学んだので、リビングに置けるサイズだったXK100を選びました。
ランニングコストが安いと本体価格は高い傾向があることがあるのですが、我が家の印刷枚数を考え、本体価格とランニングコストのバランスが良かったのもXK100に決めた理由です。
それでは、実際にキャノンのXK100を使ってみてわかった残念なところとおすすめなところを解説します。
Canon XK100の残念なところ
キャノンのXK100の残念なところは2つあります。
- 電源オフ時に操作パネルが自動で閉まらない
- プリンター本体の色がシルバーしかない
ではひとつずつ見ていきましょう。
電源オフ時に操作パネルが自動で閉まらない
操作パネルは印刷をするときに自動で開くのに対し、電源をオフにしたときには自動で閉じません。
そのため、手でカチっと閉じなければならないので少し不便だと感じています。
プリンター本体の色がシルバーしかない
本体カラ―は白・黒といった展開が多いなか、XK100はシルバー1色のみです。
シルバーのプリンターはかっこいいのですが、リビングに置くには無機質で少し冷たい印象になってしまうと思いました。できれば白がよかったのですが、見た目(色)より機能性を重視することにしました。
プリンターの本体色については好みが分かれるのかなと思います。
シルバー好きな方にはオススメです。
続いて、XK100を実際に使ってわかったおすすめな点を解説します。
使ってわかったXK100のおすすめなところ
実際にXK100を使いはじめてから「やっぱりいい!」「意外と便利!」と感じたこともあります。
使ってわかったXK100のおすすめなところ
- 「モノクロ」「カラー」ボタンで操作が簡単
- 操作パネルが見やすい
- 印刷速度が速くてイライラしない
それではひとつずつ見ていきましょう。
「モノクロ」「カラー」ボタンで操作が簡単
テキストをコピーする機会が多い我が家では、スタートボタンが「モノクロ」と「カラー」に分かれているのがとても便利なんです。
モノクロかカラーかを選択しながら、ワンアクションで印刷ができるのは本当にうれしいです。
操作パネルが見やすい
操作パネルは横約6cmx縦約4.5cmで特別大きくはないのですが、薄暗い場所にあっても見やすくて操作性も抜群です!
印刷速度が速くてイライラしない
家庭学習用のプリンターとして、XK100の印刷速度には十分満足しています。
個人的な感覚になってしまうのですが、プリンターの電源を入れた後から1枚目のコピーが終わるまでの時間も、私は長く感じません。
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それでは、実際に塾なし中学受験を予定している家庭ではどのような使い方をしているのか、一例ですが我が家のプリンターの使い方についてご紹介します。
塾なし中学受験生の家庭学習におけるプリンターの使い方
塾なし中学受験(算数のみ個別指導塾)を予定している我が家のプリンターの使い道5つをご紹介します。
- 知識ノート作り
- 予習シリーズ演習問題の解答用紙を印刷
- 過去問の印刷(親が志望校の出題傾向を確認するため)
- 朝日小学生新聞のワークシートなどを印刷
- 白地図の印刷
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
知識ノート作り
予習シリーズ、中学受験新演習などのテキストをコピーして知識ノートを作っています。
「このページは印刷したい!」と思ったときにサッと印刷したかったので、印刷スピードは妥協しませんでした。
予習シリーズ演習問題の解答用紙を印刷
我が家では、予習シリーズの演習問題用の解答用紙をコピーして使っています。
過去問の印刷(親が志望校の出題傾向を確認するため)
現在は、親の私が娘の志望校の出題傾向を確認するために過去問を印刷しています。
本番に近い状態で過去問に取り組む時期が来たら、A3サイズまで印刷できるプリンターがあると便利だとは思います。
でも我が家のリビングには大きなプリンターを置くのは厳しいので、どうしても必要に迫られたら短期間プリンターをレンタルするかコンビニなどのコピー機で対応していく予定です。
朝日小学生新聞のワークシートなどを印刷
頻度は多くないのですが、朝日小学生新聞のマイページから読者限定コンテンツを印刷することがあります。
朝日小学生新聞の読者限定コンテンツではバックナンバーの記事がまとめて見れるので、必要なところを印刷して家庭学習に活用しています。
白地図の印刷
我が家では小学校で配布された白地図をコピーして使っています。
塾なし中学受験でプリンターはこんな感じで使っているんだという一つの例としてご紹介しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プリンターはそうそう買い替えるものではないからこそ、じっくり慎重に選びたくなりますよね。
小学生の家庭学習、そして中学受験でプリンターがあると便利だと私は感じています。
どんな場面でどのようにプリンターを使うのかを踏まえ、ご家庭にあったプリンターを検討してみてください。
我が家の一例ですが、プリンター選びの参考になればうれしいです。