紙(テキスト)教材は部屋が散らかりそう…、タブレットは子どもの視力が低下しそう…など、小学生の通信教材は紙(テキスト)とタブレットのどちらを選んだらよいか迷いますよね。教材別におすすめなケースとデメリットへの対策をまとめました。
結論から言うと、教材選びの一番大きなポイントは親が子どもの勉強に関わる時間をどのくらい取れかになります。紙教材は親が丸つけをする時間が必要になります。一方タブレットは自動採点してくれるのでひとりで取り組めます。
教材選びのポイントをまとめましたので、どちらがよいか検討してみてください。
- 紙(テキスト)教材がおすすめなケース
- タブレットがおすすめなケース
- 娘が紙(テキスト)を選択した理由
- 紙(テキスト)学習のデメリットと対策 【トマミー家の収納実例をご紹介!】
- タブレット学習のデメリットと対策
紙(テキスト)学習がおすすめなケース
下記に当てはまる場合は、紙(テキスト)学習がおすすめです。
- 子どもの視力が低い、視力の低下が気になる
- 親が丸つけの時間をとれる
- 親が子どもの理解度を確認しておきたい
- 子どもが学童に通う予定、通っている
テキスト教材の場合、丸つけや見直しなど親が子どもと関わる時間が必要です。忙しいなか時間を作るのは大変なのですが、子どもがどのくらい理解しているかを把握することができます。
また、学童に通っている場合はタブレットの持ち込みができないことがあるので、学童での勉強に使用したい場合は紙の教材がおすすめです。
タブレットがおすすめなケース
下記にあてはまる場合は、タブレット学習がおすすめです。
- 親が丸つけの時間をとれない
- 片づけが苦手 ※教材が増えるのが嫌
- タブレット限定の特典をゲットしたい
フルタイムで働いていたり、小さなお子さんもいる場合、なかなか日々の丸つけや見直しの時間を作るのが難しいですよね。そのような場合は自動採点をしてくれるタブレット学習がおすすめです。また、教材が増えないのもタブレット学習のメリットなんです。
例えば進研ゼミ小学講座x鬼滅の刃キャンペーンでは、タブレット(チャレンジタッチ)限定の特典があります。(2020年現在。キャンペーンについて進研ゼミ公式サイトでご確認ください)
【実例】我が家が紙教材を選択した理由
現在小学3年の娘は、小学1年生のとき通信教育をはじめました。
娘は紙(テキスト)学習を選択しています。
【紙教材を選んだ3つの理由】
- 視力が低いから
- 夏休みなどに学童でも勉強する機会があるから
- 親が丸つけをする時間を作れるから
紙(テキスト)を選択した一番大きな理由は、視力が低いためタブレットは避けたかったためです。娘はタブレットを使いはじめると、のめり込み過ぎてしまい1時間、2時間と続けてしまいそうで視力の低下が心配でした。
そして、小学1年から通っている学童では夏休みなどの長期のお休みは自宅からドリルを持参することになっています。紙の教材なら学童にも持っていけて、慣れている教材はひとりでも進めることができたため、本人も楽しく勉強ができました。
丸つけの時間はどうだったかというと。
我が家は共働きですが、私が在宅中心で働いているため、5~10分程度ですが、就業前や終業後に丸つけや見直しの時間が作れています。とは言っても忘れっぽい私は何度も丸つけをさぼってしまったことがあります。我が家では、親が丸つけをさぼりはじめると子どものモチベーションが下がるということがありました。今でも仕事が忙しいとついさぼってしまうこともあり、娘に「丸つけしてないよ」と注意されています(苦笑)
タブレット教材への変更を考える機会は何度かありました。特に1年から2年、2年から3年と学年が変わるタイミングで検討しましたが、娘が「紙がいい!」と言っています。
現在もテキスト教材での通信教育を継続中です。
【実例】テキスト(紙)学習のデメリットと対策
テキストを選択した場合のデメリットと対策についても見ていきましょう。テキスト(紙)の場合、教材が毎月届くため、片づけが苦手な方は大変です。
片づけが苦手な私と娘が実践している方法をご紹介します。
親子で保管しておく期間を決め、期限を過ぎたものは思い切って捨てるルールを作っておくと片づけがグーンと楽になります。
親子で片づけが苦手な我が家のルールは3つです。
・ワークブックは赤ペンを提出したら捨てる
・わくわく発見ブックなどの読み物は1年間取っておく
・付録はカゴに入るだけ
※このルールができるまで2年かかりました💦
無印良品のポリプロピレンスタンドファイルボックス・ワイドに教材を収納しています。
少しゆとりを持って収納できるようにワイドサイズを選びました。
ゆとりのある収納を準備しておくことがポイントです!
この中には当月の教材(わくわく発見BOOKとメインテキスト)と過去に届いた漢字辞典や赤ペンを提出するときに必要な会員番号シールなどを収納しています。
※右上のポケモンのクリアファイルはミスタードーナツの福袋に入っていたものです。
我が家はリビング学習のため、上記の教材一式をリビングに収納しています。
教材はすぐ取り出せる場所に置いておくことも重要です。
また、当月以外のどうしても取っておきたい「わくわく発見BOOK」などの読み物は、子ども部屋の本棚に収納しています。
タブレット学習のデメリットと対策
タブレット学習は視力低下の原因になりそう、、と心配されるお母さんも多いと思います。
学習時間を15分程度に設定し、長時間タブレットに向かわないようにすることで視力の低下を回避できる可能性があります。
【娘が通院している眼科で教えていただいた内容】
近くの物を長時間見続けると目の筋肉が凝り固まってしまい、視力が低下する原因になる。
家庭学習の習慣を身につける目的で通信教育を利用するなら、1日15分の勉強で大丈夫です!
なぜかというと勉強時間の長さより毎日続けることが大切だからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テキスト(紙)かタブレットのどちらがよいかは、お子さんの視力・性格、親の考え方(視力が気になる、丸つけの時間がとれるか、学習の理解度を把握しておきたい)をポイントに選ぶことをおすすめします。
どちらの教材もメリット、デメリットがあります。デメリットの対策がとれそうな教材を選択してもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。