我が家では朝日小学生新聞(通称:朝小)を購読しています。
はじめは読まない日も多かったのですが、今はよっぽど体調が悪くない限り、毎朝、朝小を読むのが日課になっています。
小学生新聞を購読するときに、「子どもは読んでくれるの?」「効果はあるの?」など気になることってありますよね。
我が家の例ですが、子どもが新聞を読んでくれる方法や新聞を読んで見られた効果をご紹介したいと思います。
お子さんの新聞選びの参考になればうれしいです。
では、「小学生新聞って子どもは読んでくれるの?」という疑問から解説します。
小学生新聞って、子どもは読んでくれるの?
結論からお伝えすると、小学生新聞は購読してテーブルに置いただけでは子どもから積極的に読んでくれない可能性が大きいです。
でも工夫をすれば、子どもが毎日新聞を読んでくれる可能性は充分にあります。
我が家が試して成功した方法
- 小学生新聞を開いて親がひとり言を言う
- 必ず読むコーナーを決めておく
- 親子で音読する
- 新聞を読む時間を決めておく
- 色々な場所で新聞(切り抜き)に触れる
それではひとつずつ解説します。
小学生新聞を開いて親がひとり言を言う
親が新聞を開いて読み、「へぇ、知らなかった」「わぁ、キレイ!」「行ってみたいなぁ」などひとり言を言っていると、子どもが「えっなに?見せて」と反応してくることがあります。
我が家の場合、私のひとり言のうち7割くらいに娘が反応しているかな!?と感じています。約3割はひとり言で終わってしまうのですが、7割当たれば上出来です(笑)
必ず読むコーナーを決めておく
朝日小学生新聞の紙面は8面と多くはないけれど、全てを読もうとすると結構ハードルが上がってしまいます。
必ず読むコーナーを決めておき、そのコーナーを読めたらOK!
これで新聞へのハードルが下がると思います。
我が家が必ず読む朝小のコーナー
私は「天声こども語」を必ず読むね。
私は「ほっとニュース」を読むよ。
もちろん漫画もね!
はじめは、漫画を必ず読むコーナーにしてもいいと思います。
新聞を毎日開くことに慣れてきたら、毎日読むものに漫画以外の記事も入れていくのがオススメです。
親子で音読する
我が家では、毎日読むコーナーを親子で音読し合っています。
親子で音読するときのポイント
- 短めの記事を選ぶ
- 興味のある長めの記事は交代読みをする
反抗期に入っている娘ですが、今のところ音読は嫌がらずにしています。
新聞を読む時間を決めておく
朝日小学生新聞を購読しはじめの頃は読む時間を決めていなくて、新聞を一度も開かない日もありました。
夫も私もそれぞれ新聞を購読しているのですが、朝食の前後で読む習慣があります。大人でも新聞を読む時間を決めていないと「あっ、今日新聞読むのを忘れてた」なんてことがあるんですよね。
子どもだったら、なおさらです。
娘も朝食の前後で新聞を読むことにしてから、新聞を開く日がグーンと増えました。
色々な場所で新聞(切り抜き)に触れる
テーブルの上に新聞をドンっと置いただけだと、小学生は自分からなかなか新聞を開いてくれません。
娘もテーブルの上に置いただけだと読んでくれないことがありました。
そこで、我が家では色々な場所に新聞を置いたり、切り抜きを貼っています。
我が家で新聞を置いたり、切り抜きを貼っている場所
- ダイニングテーブルの上・・・当日の新聞を置いています。
- 棚・・・直近1ヶ月の新聞をダブルクリップで止めて収納しています。
- 冷蔵庫の側面・・・行ってみたい場所(イベント)、買ってみたい本などの情報を貼っています。
- トイレの壁・・・勉強につながる記事を貼っています。
- ノート(スクラップ)・・・トイレの壁や冷蔵庫の側面に貼った切り抜き、娘自身がとっておきたいと感じた記事をノートに貼って保管しています。
もうこれは、新聞を読んでほしいという母の執念です(笑)
テーブルの上に置いた当日の新聞は朝読めば、その後開くことはありません。そして、棚に保管している直近1ヶ月間の新聞もほぼ娘が自分から開くことはありません。
一方、冷蔵庫やトイレの壁に貼った切り抜きは、とても読んでくれます。
次いでに目に入る、目に入ったから読んでみる、そんな感じなんだと思います。
工夫次第で子どもが新聞を読んでくれる可能性は充分にあると感じています。
朝日小学生新聞の詳細はこちら >> 朝日小学生新聞
小学生新聞を読んでいるとどんな効果があるの?
小学生新聞を読んでいるとどんな効果があるのでしょうか。
我が家で見られた効果を7つピックアップしました。
- 語彙力がつく
- ニュースに興味を持つ
- 自主学習のテーマが広がる
- 興味のあることへの探究
- 親子の会話が増える
- 親子でのお出かけが増える
- 新聞紙の活用を考えるようになる
それではひとつずつ解説します。
語彙力がつく
朝日小学生新聞は基本的に小学生が理解できる言葉で書かれているのですが、たまに娘が知らない言葉が登場します。
たまに登場するというのがいいんですよね。しょっちゅうわからない言葉があると反抗期の娘は「面倒くさい」と言い出しかねません。
たまに登場する知らない言葉を私が説明すると素直に「へぇ、そういう意味なんだね」と言いながら聞いています。
ニュースに興味を持つ
朝日小学生新聞には、ニュースがとてもコンパクトにまとまっている「ニュースあれこれ」というコーナーがあります。
短い記事なので子どもも「読んでみよう!」と思えるようで、我が家ではこのコーナーがきっかけでニュースに興味を持ちはじめています。
「ニュースあれこれ」がきっかけで、世界のことにも興味を示すようになりました。
自主学習のテーマが広がる
学校で自主学習の宿題があるのですが、新聞を読んでいることでテーマの幅が広がったと感じています。
今日の自主学習は、この前新聞で見た植物について調べてみる。
以前は自主学習のテーマ選びに時間がかかっていたのですが、今はテーマがすぐ決まる分調べることやまとめることに時間をかけることができています。
興味のあることへの探究
もともと興味のある内容を新聞で読むと、「おもしろい!」「知らなかった!」「試してみたい!」言葉が出てきます。
興味のあることをより深く調べてみようという気持ちになるようです。
親子の会話が増える
朝日小学生新聞を親子で一緒に読むことで、親子の会話がとても増えました。
「ねぇ、このイベント行ってみる?」「動物園で赤ちゃんが生まれたんだって。行ってみたいなぁ」「今日は〇〇の日なんだよ」など、新聞には会話のネタが満載です。
親子のお出かけが増える
我が家では、朝日小学生新聞の記事がきっかけで親子のお出かけが増えました。
以前は親がお出かけに子どもを誘うことがほとんどだったのですが、新聞の記事をきっかけとなり娘から誘ってくれることが増えました。
新聞の記事で紹介されていたアート展や動物園など、実際に行ってみたこともあります。
新聞紙の活用の仕方を考えるようになる
新聞紙を資源ごみとして出す前に、どんなことに使えるかを考えるようになりました。
我が家では、ゴミ袋を作ったり、工作を作ったり、キャンプの火おこしに使っています。
我が家では、tsuku cafeさんのYouTube「新聞紙でつくる袋、箱」を参考にさせていただいています。
tsuku cafeさんの動画は説明がとてもわかりやすくてオススメです。
いかがでしたでしょうか。
自分から積極的に新聞を読む小学生は少ないと思います。
我が家の娘は自分から積極的に新聞を読むタイプではありません。
そんな娘ですが、工夫をすることで毎日新聞を読むようにもなりました。
そして、新聞を読むようになってから語彙力がつく以外にも、意外な効果がありました。
それは親子のおしゃべりやお出かけが増えたこと!
今回ご紹介した子どもに新聞を
読んでもらう方法がどれかひとつでもお子さんの新聞購読につながったらうれしいです。
\朝小5大プレゼント/
・朝小はじめてガイド(冊子)
・新聞スクラップブック(冊子)
・5分x7日 新聞活用ノート
・学習ポスターセット(3種)
・桃鉄&朝小オリジナルすごろくポスター
子ども新聞を比較して検討したい方は、参考記事をヒントに選んでみてください。