「本当にポピーは学校のテストにそっくりなの?」、「ポピーは簡単すぎるって聞くけど本当?」、「ポピーと進研ゼミ(チャレンジ)はどっちがいいの?」
我が家では娘が小学4年生の算数でつまづき、一時期算数嫌いになってしまいました。そのときにポピーのお試し教材を体験したことがあります。
小学生向けの通信教材の口コミでも、シンプルな教材として有名なのがポピーです。
実際に体験してわかったポピーのメリットやデメリット、そして以前受講していた進研ゼミ(チャレンジ)との比較を徹底解説します。
簡単すぎるって本当?小学生ポピーの口コミ・評判
小学生ポピーの口コミで、教材が簡単すぎるって聞いたことありませんか。
教科書準拠の教材は、基本的に非準拠の教材より易しめに作られています。そして教科書準拠の教材の中でも学校の学習に一番近いのがポピーだと思います。 そのため簡単と感じる子もいるかもしれません。
ただし、ポピーには思考力・表現力を伸ばすための発展問題や発展プリントもあります。簡単すぎると感じたら、発展問題にも挑戦してみましょう。
ポピーのテストに至っては学校のテストにソックリなんです。
理由は、ポピーを作っている新学社は全国の小中学校で使われているドリルや資料集を発刊している出版社だから。
進研ゼミ(チャレンジ)を3年間続けた娘に、ポピーの教材を試してどう感じたかを聞いてみました。
ポピーの教材を体験してどうだった?
はじめに思ったのは、「あれっ?これって学校のテストみたい」ということ!
その他にも、理科の写真が実物大のものがあるのでわかりやすかった。
「したよシール」を貼れるのもいい!
ポピーの教材でここが残念というところはある?
ひとつだけあるよ。
英語の教材にカタカナ表記がないところがあったので書いてあるとわかりやすいかな。
得意な科目は簡単だと感じるけど、苦手な科目は難しすぎないからやってみようと思えるよ。
続いて、小学生ポピーの特徴について徹底解説します。
小学生ポピーの5つの特徴
小学ポピーの特徴を5つピックアップして解説します。
学校教材作りのノウハウが活かされている
お子さんの小学校では、タマ&フレンズのかんじドリルや計算ドリルを使っていますか?
こちらの漢字や計算ドリルは新学社が発刊しています。そのほかにも新学社では、社会の資料集なども発刊しています。 学校で採用されている教材を作っている会社ならではのノウハウがポピーの教材には活かされています。
学習習慣をつけるのにちょうどいい!
ポピーは1日15~20分の学習で無理なく続けられます。
「1日15分でいいの?」と思われるかもしれませんが、短い時間でいいんです。毎日続けることが学習習慣をつけるコツです。
逆に言うと、短い時間だから毎日続けられるという感じです。
もしお子さんが勉強嫌いの場合は、1回の学習時間が長くなるとなかなか勉強をはじめません。できる限り勉強のハードルを下げておくのもポイントです。学習習慣がついてきてからハードルを少しずつ上げていく方法がおすすめです。
ポピーは他の教材と比べて学習目安時間が短めなので、学習の習慣をつけるのにぴったりな教材です。
手頃な料金ではじめやすい
紙中心の通信教育4社の月額料金(年払いを12ヶ月で割った料金)を比較してみました。
Z会が最も高く、続いて進研ゼミ(チャレンジ)と続き、ポピーとコナンゼミの月額料金が安いことがわかりました。
毎月の金額を抑えて家庭学習に取り組みたいご家庭には、ポピーとコナンゼミが候補になりそうですね。
教材がシンプルなので管理しやすい
ポピーの教材は基本的にワークとテストのシンプルな組み合わせです。でもそれ以外に「ふしぎがいっぱい ぴかり!!」という子ども向け情報誌や「こころの文庫」という読書教材がついています。本を読むのが好きな子はこれらの読み物が勉強のモチベーションにつながると思います。
子どもは付録つきの通信教材を欲しがるけど、親は付録の収納に悩まされますよね。もうあっという間に付録が散乱して部屋が片付かない状態に。また、使っていない付録があるともったいないなぁとも思ってしまいます。
でも、情報誌や読み物などの冊子であれば収納も考えずにできそうです。
英語もしっかり学べる
小学生ポピーでは、1・2年生で偶数月に、3~6年生では毎月英語教材が届きます。
英語がオプションではなく、毎月の教材にしっかり含まれています。
紙中心の教材「ポピー」に デジ・サポが新登場しました。デジ・サポで英語の音声が聞けるようになってより実践的な学習ができるようになりました!
お試し教材を請求すると、QRコードからデジタルブックの音声を視聴できます。
小学生ポピーのメリット・デメリット
小学生ポピーのメリットとデメリットを紹介します。
ポピー小学生のメリット
学校のテストに自信がもてる
ポピーのワークブックには、「テストによく出る!」「これができればすごい!」などの印がついています。このマークをヒントに学習を進めれば、自信を持ってテストに臨めそうですね。
短い時間で無理のない学習ができる
ポピーでは1回あたりの学習目安時間が1年生・2年生では10分~15分、3年生~6年生では15分~20分と短めです。
毎日続けて勉強を習慣化するためには、1回あたりの学習時間は短めからはじめることをオススメします。
紙中心のポピーに「デジ・サポ」が導入
2024年4月号から、ポピーに「デジ・サポ」が登場します。「デジサポ」は紙教材のデメリットでもあった学習管理をデジタルで可視化し、勉強の状況に応じてポイントをためてポイントを交換できる仕組みです。
また、「デジ・サポ」には、「①ポピースケジュール」「②ポピーがんばりすごろく」「③がんばりポイント」以外にも漢字道場やプログラミング体験などがあります。
毎日がんばったら、すごろくが進んでアイテムをゲットできたり、がんばりポイントを貯めると100以上の商品から交換できます。通信教育は家庭で取り組むものだからこそ、モチベーションの維持が難しいけれど、小学生ポピーなら子どものやる気も上がりそう!
紙中心の通信教材は、「今日どこをやったらいい?」「今日はどこまで終わったの?」というやり取りが思った以上に大変。特に共働き家庭だと管理しきれないことも。
スケジュール管理はデジタルにお任せできると、親の負担も軽くなりますよね。
お試しワーク ワークに記載のQRコードから「デジ・サポ」の一部のコンテンツをお試しできます。
ポピー小学生のデメリット
中学受験に向けた勉強をはじめたいお子さんには、ポピーはおすすめできません。なぜならポピーは教科書準拠の教材で中学受験の内容は網羅していないからです。
また、付録がほしいお子さんにもポピーはおすすめできません。ただし、読み物がほしいというお子さんには合っている可能性があります。
小学生ポピーと進研ゼミ(チャレンジ)を比較してみた!
我が家の娘は3年ほど進研ゼミ(チャレンジ)を受講していました。そんな進研ゼミ(チャレンジ)を知り尽くした我が家が小学ポピーと進研ゼミ(チャレンジ)を徹底比較します。
小学ポピーと進研ゼミ(チャレンジ)を「料金」、「教材」、「難易度」の3つの項目で比較しました。
料金
ポピーは進研ゼミに比べて月額の料金が安いです。
1年生では270円と差は大きくないですが、6年生では1,870円もの差になることがわかります。
1,870円はそれほど大きく感じないかもしれませんが、1年間では22,440円もの差になります。
長く続けていくことを考えると、ポピーは家計にやさしい料金設定だと思います。
教材
ポピーの教材は付録がなくとてもシンプルです。そしてポピーについているテストが学校のテストにそっくりなんです。 一方、進研ゼミ(チャレンジ)の教材には付録と赤ペン先生の添削がついています。シンプルなポピーと付録など盛りだくさんな進研ゼミはまさに対照的な教材です。
進研ゼミ(チャレンジ)は教材のボリュームが多かったので、結局やらずに終わってしまったものもありました。一方ポピーの教材はボリュームが多すぎないため、やり切ることができてムダがないと思います。
難易度
ポピーも進研ゼミ(チャレンジ)も教科書準拠の教材ですが、ポピーのほうがより学校の勉強に近くて難易度は易しめです。
小学生ポピーをおすすめしない人
課題の添削が通信教材のモチベーションにつながる子や、付録があるから勉強をがんばれる子、できれば中学受験の対策もしておきたい子にはポピーはおすすめできません。
では、ポピーに向いている子はどんな子なのでしょうか。
小学生ポピーをおすすめする人
1年生、2年生の頃は学校のテストで100点をとることが多かったのに、3年生になってから100点をとる回数が少なくなったと悩まれていませんか。それには理由があって、3年生から授業の内容が1段階難しくなるんです。
我が家の場合は算数で60点、70点をとってくることもありました。「うちだけ?」と思ったのですが、先生から学年全体で3年生からテストの点数が下がる傾向があると聞きました。
算数は一度つまづくと次の関連した単元がわからなくなってしまうので注意が必要ですよね。
我が家の娘も3年生の算数でつまづいてしまったことがあり、しばらく「わからない…」とさまよっていました。実は、この「わからない…」の連続が勉強嫌いへの入り口なんです。我が家の例ですが、算数の「時計と時刻」「筆算」「□を使った式」でつまづいてしまい、このあとしばらく算数嫌いが続くことに。
私自身の失敗を振り返ると、学校の勉強のつまづきは早めの対処が重要です。「これならできる!」と思える教材を使って、子どもの自信を取り戻す教材選びが必要だったなと感じています。
小学ポピーは「これならできる!」と思える教材です。
紙の教材とデジタル教材どちらがいいのかも教材選びの悩みですよね。
紙の教材にもデジタルの教材にもそれぞれメリットがあるため、我が家もかなり悩みました。でも振り返ると小学生の家庭学習は紙の教材でよかったと思います。
なぜなら、紙の教材は書きながら考えるクセが身につくからです。書きながら考えるという作業は、中学受験や高校受験の勉強でもとても役立ちます。
お試し教材ではなく実際の教材を試したい方にはポピー1か月入会キャンペーンがオススメです。
小学生ポピーの効果は?
ポピーを続けるとどんな効果があるのでしょうか。小学生ポピーの効果を3つピックアップして解説します。
- 勉強嫌いにさせない
- 学校の学習内容がしっかり定着する
- 学習習慣が身につく
小学校低学年、中学年でこの3つができていると、高学年の勉強への移行がスムーズです。
高学年になると子どもが急に「中学受験したい!」と言いはじめるかもしれませんし、急に「塾に行きたい」と言いはじめるかもしれません。でも上の3つができていれば、そんな場面でも慌てずにすみます。
小学生ポピーのよくある質問
小学生ポピーでよくある質問を4つご紹介します。
まとめ
小学ポピーの特徴や進研ゼミ(チャレンジ)との比較はいかがでしたでしょうか。3年間進研ゼミ(チャレンジ)を続けた我が家から見た小学生ポピーの口コミをご紹介しました。
我が家の通信教育の経験を踏まえても、通信教材と子どもの相性はとても重要です。どうせ勉強するなら楽しみながら勉強してほしいですよね。
小学生ポピーのお試し教材や1か月入会キャンペーン(不定期に開催されています)でお子さんが楽しんで勉強できそうか試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
よい通信教材と出会えますように!