通信教育で子どものモチベーションを維持するのは難しいですよね。
通信教育を続けるために、モチベーションを維持することはとても重要です。
我が家も娘が通信教育をはじめてから、どうしたらやる気を出してくれるのか…と悩む日々が続きました。
私のように子どものモチベ―ション管理に悩まれているお母さんがいるのではと思い、我が家の例ではありますが、モチベーション維持に成功した方法と失敗した方法をご紹介したいと思います。
- 子どものモチベーション維持に成功した3つの方法
- 子どものモチベーション維持で失敗だった方法
- まとめ
それでは、我が家の実例よりモチベーション維持に成功した方法から解説します。
子どものモチベーション維持に成功した3つの方法
【我が家で子どものモチベーション維持に成功した3つの方法】
- 結果ではなく、勉強に取り組んだ行動にご褒美を設定した
- 丸つけにオリジナルのはなまるやかわいいハンコを使った
- 勉強するページと勉強時間を子ども自身に任せた
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
結果ではなく、勉強に取り組んだ行動にご褒美を設定した
ご褒美の設定については賛否両論あると思いますが、勉強嫌いの娘にはご褒美が一役買いました!
娘が勉強している進研ゼミでは毎月赤ペン先生の課題があります。
課題の結果(点数)ではなく、課題を提出できたらご褒美をあげています。
ご褒美は、「本を一冊買う」「好きなご飯を食べられる」といった内容です。
【娘がご褒美に買った本】
娘がご褒美に選んだ本は、折り紙の本、どっちが強い!?シリーズ、小学8年生です。
こうやって娘自身が選んだ本を並べてみると、娘の興味のあるものが何か知れて楽しいです。
がんばって勉強してもらったご褒美の本は、何回も繰り返し読んでいて大切にしています。
ご褒美として娘からご飯のメニューをリクエストされることもあります。お願いされるメニューで一番多いのは「アヒージョ」です。
丸つけにはオリジナルのはなまるやかわいいハンコを使った
オリジナルのはなまるは、ある日娘から「難しい問題をがんばったからいつもと違うはなまるを書いて」とお願いされたことからはじまりました。
はなまるに目を付けただけでも、娘はとても喜んでくれたのです。
かわいいハンコは、学校の先生が宿題に押してくれるハンコをうれしそうに見せてくれることがきっかけでした。
通信教育をはじめて2年以上経過しても、はなまるとハンコの力は衰えることなく大活躍しています!
「ごほうびスタンプ」「先生スタンプ」などで検索すると、学校の先生が使う「見ました」「たいへんよくできました」などのスタンプを探すことができます。
【ハンコ選びのポイント】
ハンコを試してみようかなと思われた方に、ハンコ選びのポイントをご紹介します。
- デザインがかわいい
- シャチハタ式
- 小さすぎない
デザインやメッセージを選べるスタンプがおすすめです。
選べる先生スタンプ5個セット(楽天市場)
勉強するページと時間を子どもに任せた
「今日は10ページと11ページを勉強しようね」、「今日は5時から勉強しようね」と言ってもなかなか勉強しない日々が続き、娘も私もイライラしながら通信教育を進めていた時期がありました。
親に反抗したくなる年頃なのかも!?と思い、勉強するページと勉強の時間を娘に任せてみることにしました。そうしたところ、娘の様子に変化がありました。最近では自分から「明日は朝早く起こしてね。学校に行く前にチャレンジをしようと思う。そのかわり放課後は自由時間だよ!」と言う日もあります。
通信教育を続けているからといって、娘にとって勉強が1番大事ではないのです。
1番大事なのは自由時間。どうしたら自由時間を長く過ごせるのか娘なりに考えながら、通信教育に取り組んでいます。
今でもたまに喧嘩になる日はありますが、毎日の言い合いが1ヶ月に数回までに減りました。
モチベーションの維持に成功した方法もあれば、もちろん失敗だったこともあります。
恥ずかしながら私たち親子が失敗してしまった方法についてもご紹介したいと思います。
子どものモチベーション維持で失敗だった方法
私たち親子はモチベーション維持で数々の失敗を重ねてきました。失敗の数は誰にも負けないかもしれません(苦笑)今回はその中でもこれはダメだったという方法を3つ解説したいと思います。
【通信教育を続ける上で、子どものモチベ―ションを維持できなかった3つの方法】
- 結果(全問正解)を褒めていた
- 親がスケジュール管理しすぎた
- 字をキレイに書くことにこだわりすぎた
それではひとつずつ解説します。
結果(全問正解)を褒めていた
ある日、娘から「社会は自信がないから勉強しない。どうせ100点とれないからほめてくれないし…」と言われたときに、ハッとしました。私がテストの結果を褒めていたことで、娘が苦手な科目の勉強を諦めてしまっていたのです。
私自身が小さい頃、100点をとると親から褒めてもらえたことがうれしくて勉強をがんばっていました。その記憶から娘にも同じことを求めてしまっていました。親子でも性格はそれぞれ異なるのに、自分の子どもの頃の経験を押し付けてしまったと反省しました。
親がスケジュール管理しすぎた
小学校低学年では親のスケジュール管理はある程度必要だと思います。
ただ私の場合、スケジュール管理しすぎて子どもが窮屈だったと思います。
カレンダーに毎日勉強するページと時間(例:19時半~20時)を記入しておき、子どもにはスケジュール通りに勉強してもらっていました。
子どもだって学校で疲れてしまいどうしても勉強したくない日だってあるのに。
スケジュール厳守はやめました。
どうしたら子どもが楽しく通信教育を続けられるかを考えることにしました。
字をキレイに書くことにこだわりすぎた
娘は字を雑に書いてしまうことが多く、時には読めないこともありました。
私は彼女に文字を正しく丁寧に書いてほしくて、注意してばかり。
その結果、問題は正解していても文字を書き直さないとならず、娘にとっては苦痛だったと思います。
このままでは勉強嫌いになってしまうと思い、漢字の練習以外は読めればいい!と割り切ることにしました。多少文字が雑でもなんとかなります。
まとめ
小学生の通信教育でモチベーションを維持するのに成功した方法と失敗だった方法をご紹介しました。
失敗だった方法は親がこだわり過ぎた内容が多く、成功した方法は子どもがヒントをくれたと感じています。
私自身、親の思い(こだわり)を子どもに押し付けてしまったことを反省しています。
通信教育は、家庭での学習のため親と子どもの関わりは欠かせません。
だからこそ、親がある程度目をつぶることも必要だと思いました。親のこだわりが強すぎると気まずい雰囲気を作ってしまうということを身をもって経験しました。
勉強するのは子ども自身、通信教育は子どもが中心になって進めることが大切だということに気づきました。
我が家のモチベーション維持の成功や失敗談が、通信教育モチベーション維持の何かのヒントになればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。